大学院生の天野遥菜さんが、第42回日本医用画像工学会大会で「X線暗視野法を用いた膵管内乳頭粘液性腫瘍における乳頭状構造の3次元解析」について口頭発表し、奨励賞を受賞しました。この研究では、これまで2次元観察主体の病理学では理解されていなかった、膵管壁に増殖する乳頭構造の3次元微小解剖構造を詳細に描出することに成功しました。本手法で得られた今回の知見は、病理診断等で切片を作ることなく腫瘍の良悪性等を高精度に自動で鑑別するような用途で利用できる可能性があります。
受賞情報のリンク
http://www.jamit.jp/outline/history/shoreisho-list.html

大学院生の池田陽菜さんが、67th Annual Meeting – Virtual Edition of the Society of Nuclear Medicine and Molecular Imaging – SNMMI’21で “Predictive Factors of the Therapeutic Effect of I-131 Therapy for Hyperthyroidism”について発表し、2021 ERF SNMMI-TS Professional Development Grant Award　for the SNMMI Annual Meeting for technologists and technologist studentsおよびInternational Best Abstract Awardを受賞しました。この研究は甲状腺機能亢進症のI-131内⽤療法をする場合に、治療効果を予測することに役に立ちます。

大学院生の池田陽菜さんが、第77回日本放射線技術学会総会学術大会で「甲状腺機能亢進症のI-131内⽤療法における治療効果予測因⼦の検討」について発表し、CyPos賞 Bronze Awardを受賞しました。この研究は甲状腺機能亢進症のI-131内⽤療法をする場合に、治療効果を予測することに役に立ちます。

３月１２日（木）に予定しておりました池田充教授の最終講義は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となりました。

ご来聴を予定していた皆様には誠に申し訳ありませんが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

令和2年3月31日付で当講座の池田充教授が定年退職されます。
つきましては，下記のとおり最終講義を実施いたします。
多数のご来聴をお待ちしております。

日　時　　令和２年３月１２日（木）１３時～１４時

場　所　　保健学科東館４階　大講義室

題　目　　「医用画像の画質評価」

2018年11月2日（金）～4日（日）、大幸キャンパスにおいて延世大学との学術交流会が開催されました。医用量子科学分野では名古屋大学から4名、延世大学から２名の大学院生が英語による口頭発表をしました。第10回の交流会は韓国での開催となります（2019年10月30日～11月1日の予定）。

大幸キャンパスでは8月10日（金）にオープンキャンパスが開催されました。放射線技術科学専攻は99名（午前46名、午後53名）の参加がありました。ミニレクチャーとして診療放射線技師の役割と当専攻のカリキュラム、卒業後の進路等について説明ののち、X線撮影装置、CT及びMRIの施設見学を実施しました。猛暑のなか、ご来場ありがとうございました。

豊田講堂（東山キャンパス）において、平成30年度名古屋大学入学式が行われました。医学部保健学科放射線技術科学専攻に学部生39名、大学院医学系研究科医療技術学専攻医用量子科学分野へは博士前期課程11名、博士後期課程2名が入学しました。

平成30年2月22日（木）に実施された第70回診療放射線技師国家試験の合格者が発表されました（厚生労働省の発表）。

合格率は84.8%（新卒者）、75.3%（全体）でした。本学は新卒者43名が受験し、36名が合格しました（合格率83.7%）

３月２６日（月）平成２９年度名古屋大学卒業式・学位記授与式が行われました。名古屋は晴天に恵まれ、清々しい卒業式を迎えることができました。大幸キャンパスでは１３時半より大学院博士後期課程の学位記授与式、１４時半より大学院博士前期課程および学部生の学位記授与式が行われました。
　
医学部保健学科放射線技術科学専攻では４４名が卒業し、学士（保健学）の学位が授与されました。このうち、１０名が大学院に進学します。大学院医学系研究科医療技術学専攻医用量子科学専攻では、前期課程１３名に修士（医療技術学）、後期課程４名に博士（医療技術学）の学位が授与されました。名古屋大学で学んだことを生かし、今後さらに活躍されることを祈念いたします。